戦略的意思決定のための 80-20 の法則

DELTANOMIX - Pareto 80-20 Rule

 

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アクセス(導入)

パレートの法則 (Pareto Principle) は「80-20の法則」「重要な少数要素の法則」などとも呼ばれますが、これは、多数の事例において、少数の原因が多数の結果を生み出す、と簡潔に条件づけたものです。この非線形分布パターンは、そもそもはパレートがイタリアの土地所有権のデータを研究しているときに発見したものです。以後、広く他の分野でも観察されてきました(実際には分布が 80-20 の結合比 [ジョイント・レシオ] は変わることもあります)。パレート・チャート(図表)上に自社の主要ビジネス・データを表示し、「重要な少数要素」を同定すると、自分の組織が時間と資源を主として投資すべき(または引き揚げるべき) 領域がどこにあるのかを戦略的に定める際に役立ちます。

 

 エクスプロア(検討)

パレート・チャートと呼ばれる下の図表では、特定の製品に対する顧客からのクレームの数が左側 Y 軸に、クレーム数の多い順に X 軸の左から右へ、クレームの累積比が右側 Y 軸に示されています。

DELTANOMIX - Pareto Chart

□ インプットされる内の少数が多数の結果をもたらすことを「重要な少数要素」、その反対は「些細な多要素」となります。図表の例では、「重要な少数要素」と「些細な多要素」を同定するために使用した累積率の上限は 80 に設定されています。この場合の結合比(ジョイント・レシオ)は、概ね 80-45 です。これは、クレームの 80% が製品の 45% から生じていることを意味しています。

□ ここでパレートの法則が示していることは簡明で、顧客のクレームの 80% を解決するためには、「重要な少数要素」とも呼ばれる A から I に及ぶ製品の品質問題を処理すればいい、ということを示しています。製品 J から T までのような「些細な多要素」の品質を改善するために投資する時間と資源は、顧客のクレームを 20% にまでしか減少させない…となります。従って、この事例では、「重要な少数要素」に対する努力と資源を投入することに焦点を当て、「些細な多要素」は無視すべき(あなたが関わっている決定事項によっては、消去、委託、先送りする)という結果に至ります。

□ 目標によっては、この限度を動かして結果を観察してみることもできます。例えば、累積比を 70% にすれば、結合比はおおむね 70-30 となります。また、目標が顧客のクレームを半分にまで減らすことであれば、製品 A, B, C, Dの問題を解決することで、その目標は達成されます。

パレート法則の制限: パレートの法則は、大量のカテゴリーおよび観察データがある場合に限り推奨できるものです。また、上の図表でいえば、製品 L が戦略的製品であり製品 B が陳腐化してきた場合はどうなるか、といったように、主要な戦略的意思決定に必要な綿密な状況分析に取って代わるものと考えてはなりません。

 

ディヴェロップ(詳細)

(英語のみ)

http://leadersyndrome.wordpress.com/2012/02/01/when-20-means-80/

 

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